Hardwara review
TVチューナー内蔵プログレッシヴアップスキャンコンバーター
IOデータ TVBOX2


 これぞ4度目の正直! またもや買ってしまったアップスキャンコンバーター、IOデータのTVBOX2で ヤンス。毎度の事ですが、今回の購入目的も、「PS2のレゲーをハンコン繋いで遊ぶにはPC台に設置するしか方法が無い」って事情故。もう一年半以上、PS2でハンコン使って遊んで無かったし、以前のアプコンは全てヤフオクで売り払っちまったんだけど、最近久々にアプコン熱が湧いてきてねぇ。 ってのも、年末にはGT4が出るじゃん。今更だけど、GT3をカタしたくて。前回のプレイから一年半もほったらかしだもんでねぇ。いい加減ライセンスをオールゴールドにしたい訳ですよ。未だB級制覇までしかやっとらん。それに、最近めっきりPCのレゲーが寒くってねぇ。その分、家庭用のレゲーで補完したいってのもあるんですよ。WRC_EXTREAM とか、フェラーリF355challengeとか、プレイしたいじゃん。まぁ、もうすぐ期待の、遅れに遅れたPC版CMR3 が、 や っ っ っ と発売するんだけども、どうやら期待外れの公算が大きいし、PCじゃGTモノは壊滅状態だからねぇ。まぁ、ゴタクは以上です。


ついに来た!! 民製最強、最高級アップスキャンコンバーター  
 
 もう、とにかくアップスキャンコンバーターってのは酷いモンだ。ロクなモンがありやしねぇ。右も左も基本性能さえ満たせネェような、最低のブツばかり。色滲み、表示の歪み、ブラーノイズ..... 過去に購入した3機種のうち、唯一アップスキャン性能で満足出来たのが、PS専用の「チョーきれいだね!」のみ。しかし、悲しいかな、「チョーきれいだね!」は色調整が出来ず、画面が暗すぎてゲームに成らない。もう三度の苦渋を舐めてきた小生ではあるけれども、前回の「あぷこん3」購入から一年も過ぎれば、また禁断の欲望を抑えきれなくなるってぇモンで。とは言いつつ、一年前から次は何にすべぇか悩んではいたんだよね。「アプコンじゃなくて、キャプチャカードからオーバレイさせたほうがいいんじゃないか?」とか、「TVチューナー付液晶ディスプレイをサブモニタ&コンシューマ・レゲー用に使う」とか等。う〜ん、研究の結果、どれもベストチョイスでは有り得ない.....

 悩みに悩んみまくってる中、最近になって、IOデータの新製品、TVBOX2が最強にイケてるとの噂がチラホラ..... って、IOデータですよ。思いっきりダークホースじゃん。信用できねぇ〜。 まぁ、アプコンなんて、どこも怪しいメーカーが作ってるようなモンなんだけど。これ、某レビューでも好感触だし、値段もアプコン史上最強価格だしね。でもね、例によって、コンシューマ機接続での画質の情報は無いんだよね。やっぱ自分で体験してみるっきゃないよね。 とかいいつつ、例によって、たまたま店いったときに気まぐれ購入。購入価格は25000円。まぁ実勢平均価格かな。

んで、

 縦置きの本体はデザインもエレガント。質感だけでなく、ちゃんと重量もあって、今まで購入したアプコン共とは違い、ちゃんと中身が詰まっている感じ。性能にも期待が掛かる。映像入力はコンポジット、S端子、コンポーネントの三種類。コンポジットは御丁寧にも全面入力も装備。本体全面のコンパネで操作できるのは入力切り替え、内蔵スピーカーのボリューム、チャンネル切り替えの三機能。細かい基本設定は、全て付属のカードリモコンで行う。

 リモコンからの設定の操作は、ディスプレイにオーヴァレイされたメニューをみて行うのだが、このメニューの描画が遅いこと、遅いこと。もう、「こんにちはマイコン」って感じの描画で、このうえなくストレスが溜まってしょうがない。これは、この製品の最大の欠点に上げらよう。

 この機械、解像度の設定が変。VGA、XGAと切り替えられるのは良いとして、SVGAが抜けて、変則的な720*480が用意されている。というのも、それがI/P変換のベース解像度になってるからだとかで、そこかからVGAやXGAの出力を生成するのだとか。つまり、余計な変換作業を通さない、720*480で表示させるのが、このアプコンではベストの画質になるというわけ。ただし、この解像度は液晶の場合は保証外。液晶側で解像度対応していない場合があるからね。



画質レビュー 注:入力機器はPS2(しかもGT3のみ)で比較

■入力方式での画質の違い

 ビデオコンポジット:実用レベルの画質を得られず。チラツキ等で視認性が悪く、色の再現性も低い

 S端子:視認性は確保できるが、色の再現性に難あり。とにかく白っぽく表示される。画質の設定値を変えても、満足感は得られず。

 コンポーネント端子:視認性、色合いともに一番マトモ。ただし、ガンマ設定は最大、色の濃さも20程度に設定してやる必要有り。


■解像度での印象の違い

 VGA(640*480):チラツキがみられない。シャギーはみえるが、スッキリした印象。

 720*480:VGAと比べ、心持ち程度には画質が上がっているように思える。

 XGA(1024*768):シャギーが殆ど無くなるが、大分ボヤてネムい画像になる。最初はいいと思えても、すぐに飽きる。


■I/P変換のモードの違い

 スタンダード:過去4フレームまで遡って、動き補正をかけるモードであるが、ゲームユースでは特にメリット、デメリットは感じられない。ゲームの動きが激しい場面では、やはり櫛状に表示されてしまう。

 ゲーム:動き補正をかけないことで、画面反応度を上げたモード。多分数フレーム分は反応度は上がっているのだろうが、自分には解らなかった。

 ピクチャー:多分誰も使わないモード。静止画用



■その他

○ここがグッド

 アップスキャン性能自体は完璧といえる。とくにY/C分離の性能は素晴らしく、チラツキは殆ど感じられない。

○ここがバッド

 基本の画質設定値の幅が30ある中で、ガンマ設置だけは幅が10しか無い。アップスキャンしただけの画像というのは、輝度が大分低いものなのだが、ガンマ最大にしてもTVの輝度には遠く及ばない。

 色の濃さを上げると、色が滲む。設定値最大でも、色の組み合わせ次第では滲まないのだが、黒地にオレンジ等では、びにょっと滲んでしまう。GT3でいうと、ゲーム中は滲まないが、ポーズメニューやオプションメニューのオレンジ色がグニュッと滲む。



■総括

 ゲームユースで考えるなら恐らく、民生アプコンの中ではTV-BOX2は一番の出来。自分の理想というのは、「チョーきれいだね!」の画質にガンマ調整機能を付けたモノなのだが、TVBOX2は、その理想に少し近いデキ。実際、過去二つのアプコンは使う気すら起こらなかったが、今回のTVBOX2は既にバリバリ繋いでGT3で遊びまくっている。「メニュー画面では色が滲むことがあれど、レース中は色滲みが出ない」レベルでソコソコ満足できる色設定が出来たしね。この状態は丁度、ゲーセンの大型筐体にみられるような、リアプロに繋いだゲーム画面の画質に近いモノ。ちょっと色が薄くて、少し白っぽい感じ。ガンマ設定をもっと上げられて、かつ色が滲まなければ、本当にベストだったんだけどなぁ。




2003/06/14 




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